フジコ・ヘミング・・・東京音楽学校(現・東京芸術大学)出身のピアニスト。東京芸大卒業後より、本格的な演奏活動に入り、渡辺暁雄指揮による日本フィルなど、数多くの国内オーケストラと共演。来日中だったサンソン・フランソワは、日比谷でのフジ子のショパン及びリストの演奏を聴き絶賛したという。しかし“一流の証”となるはずのリサイタル直前に風邪をこじらせ、聴力を失うというアクシデントに見舞われる。失意の中、ストックホルムに移住。耳の治療の傍ら、音楽学校の教師の資格を得、以後はピアノ教師をしながら、欧州各地でコンサート活動を続ける。 1999 年NHKのドキュメント番組、ETV特集『フジコ~あるピアニストの軌跡~』が放映され、大反響を巻き起こす。「フジ子の演奏をもっと聴きたい」という視聴者からの要望が殺到し、番組は再々放送され、さらに続編「フジコ、ふたたび~コンサート in 奏楽堂」も放送された。今販売されている CD は、クラシックの世界で売り上げもトップを独走し続けている。