割引の設定

公演ごとに 割引コード を発行して、特定の券種を 通常価格より安い価格 で販売することができます。お客様は購入画面で割引コードを入力すると、指定された券種の価格が差し替わります。

「同じ券種を4枚まとめて買ったら割引」といった 複数チケット割引 も設定できます。

対象外: 文化庁公演(seat_method が「文化庁」)では割引機能は使えません。文化庁公演の管理画面には割引タブは表示されません。

管理側:割引コードの設定

画面の場所

  1. 管理画面 にログインします。
  2. 対象の イベント → 公演 を開きます。
  3. 公演の上部タブから 割引 を選択します。
  4. 割引は 公演単位 で管理します。同じイベントでも公演ごとに別に登録してください。

割引の一覧画面

一覧の下には このヘルプへのリンク新規登録 ボタンがあります。操作に迷ったら各画面の アイコンからこのページを開けます。

一覧下部のヘルプリンクと新規登録ボタン

新規登録

割引タブ右下の 新規登録 をクリックするとモーダルが開きます。

割引の新規登録モーダル

入力項目は以下のとおりです。

項目 説明
割引名 社内管理用の名称(例:マイチケ団体様優待券、早割10%OFF)。50文字以内。
コード お客様が入力する英数字のコード。10文字以内。同じ公演内で重複不可。
開始 このコードが有効になる日時。
終了 このコードが無効になる日時。開始より後でなければ保存できません。
適用券種・価格 割引を適用する券種に チェックを入れて、割引後の価格を円単位で入力します。チェックした券種だけ が割引の対象になります(1つ以上必須)。
複数チケット割引 同一券種を何枚まとめて割引するかを指定します。空欄なら枚数指定なし。詳しくは 複数チケット割引 を参照してください。
有効・無効 ONにすると使える状態になります。有効期間よりこのスイッチが優先 されます。

入力を終えたら 登録 をクリックして保存します。

入力を終えた状態

ポイント:
- 適用券種のチェックは 最初は全てOFF です。割引したい券種だけを選んでください。選び忘れると「適用する券種を1つ以上選択してください」と表示されて登録できません。
- チェックを入れなかった券種は、そもそもその割引の対象外になります。あとからその券種に割引を適用しようとすると、エラーになります。
- 価格は「割引率」ではなく 割引後の絶対価格 を入力します。
- コードは 完全一致 で判定されます。大文字小文字・全角半角は区別されるため(ABC123abc123 は別のコード)、お客様への案内は登録したとおりの表記で行ってください。

複数チケット割引(まとめて割引する枚数)

「まとめて割引する枚数」を指定すると、同一券種を その枚数まとめて 割引できます。空欄なら枚数の指定なしです。

設定 適用 解除 チケット削除
空欄(指定なし) 操作したチケット1枚に付く 操作したチケット1枚から外れる 他のチケットに影響しない
N枚を指定 割引が付いていない同一券種が N枚あれば、そのN枚 に付く(足りなければエラー) N枚分 まとめて外れる 削除前にN枚分を解除してから削除する
  • 枚数は 券種ごと に数えます。「S席2枚」の設定なら、S席2枚・A席2枚のカートではS席の2枚が1セットになります(A席も適用券種に入っていれば別途A席2枚として判定されます)。
  • 枚数を指定した割引は セット単位で何組でも 付けられます。たとえば「2枚」の割引でS席が4枚あれば、2枚ずつ2組に適用できます。
  • 初期値は空欄(指定なし)なので、まとめ割引にしない場合はそのままで構いません。

既存の割引の編集

一覧行の各セル(割引名・コード・開始・終了・適用券種のチェックと価格・適用枚数・有効スイッチ)は 直接編集 できます。編集してフォーカスを外すと自動で保存されます。

適用券種のチェックは後から 追加・削除 できます。チェックを入れればその券種が割引対象に加わり、外せば対象から外れます。ただし すでにその券種で予約されたチケットがある場合は外せません(「販売済みのチケットがあるため、券種「〇〇」は適用対象から外せません」と表示されます)。

使用中の割引を編集するとき

その割引が付いたチケットが1枚でもある場合、割引名の下に「登録済みの注文で使用中です」と表示されます。

使用中の割引の行

この状態でも すべての項目を編集できます が、保存前に

この割引はすでに登録済みの注文で使われています。変更してもよろしいですか?

という確認が表示されます。キャンセルすると画面が読み込み直され、変更は破棄されます。

注意: すでに適用済みのチケットの価格は、あとから価格を変更しても さかのぼって変わりません。変更後に新しく適用したチケットからが対象になります。割引名を変えると、購入済みのお客様の注文にも新しい名前が表示されます。

削除

右端の ゴミ箱アイコン で削除します。ただし すでにその割引で予約されたチケットがある場合は削除できません。利用を止めたいだけであれば 有効スイッチを無効 にしてください(無効にしても過去の予約価格はそのまま保持されます)。

有効・無効の優先順位

  1. まず 有効スイッチ がONかを判定。OFFなら使えません。
  2. 次に 現在時刻が 開始終了 に入っているかを判定。期間外なら使えません。
  3. 両方を満たした場合のみ、お客様の画面でコードが受け付けられます。

管理側:注文・委託への割引の適用

請求(注文)の編集画面と委託画面では、チケットをチェックして 割引を適用 できます。

  1. 対象のチケットに チェック を入れます。
  2. 割引 のプルダウンから割引を選びます。
  3. 割引を適用 をクリックします。

適用のされ方は割引の設定によって変わります。

  • 枚数指定なしの割引:チェックしたチケットだけに適用されます。
  • 枚数指定ありの割引:セット単位なので、1枚だけチェックした場合でも、その注文(委託)内で 割引が付いていない同じ券種から指定枚数分 に適用されます。

適用できないときのメッセージ

メッセージ 原因 対応
この割引は次の席種には適用できません(席種:〇〇) その券種が割引の適用券種に入っていない 割引の設定で該当券種にチェックを入れる、または対象の券種だけ選び直す
割引「〇〇」は同一券種◯枚単位で適用します。割引が付いていないチケットが◯枚必要です 割引が付いていない同一券種が1セット分に足りない 枚数をそろえるか、割引の適用枚数を見直す
選択されたチケットは既に同じクーポンが適用されています 変更がない 操作は不要です

割引が付いたチケットを削除するとき

  • 枚数指定なしの割引:他のチケットには影響しません。
  • 枚数指定ありの割引:セットが崩れるため、削除の前に 同じセットの分(指定枚数分) の割引を解除してから削除します。削除後に「チケットを削除しました(割引も解除されました)」と表示されるので、必要であればもう一度割引を付け直してください。

Public側:お客様の入力と反映

入力画面

  1. お客様が 座席を選択 してカート画面に進みます。
  2. カートの各チケット行の右側に 割引コード入力欄 が表示されます。
  3. コードを入力して チェックボタン をクリックします。

お客様側の割引コード入力欄

反映のされ方

  • コードを1回入力すれば、条件を満たす同一券種のチケットにまとめて 割引価格が入ります(枚数分入力する必要はありません)。
  • 入力されたコードに対して、以下の順にチェックが行われます。
    1. その公演にそのコードの割引が存在するか
    2. 割引が 有効 かつ 有効期間内
    3. そのチケットの 券種が適用券種に入っている
    4. 同一券種の枚数が 複数チケット割引の必要枚数 に足りているか
  • 全てクリアすると、対象の行の価格が 割引後の価格 に差し替わります。元の価格には取り消し線が入り、入力欄には適用中の割引コードが残るので、お客様がどの割引でいくらになったか分かります。コードを消してチェックボタンを押すと解除 できます。カート合計・請求金額も自動的に再計算されます。

割引が適用された状態

  • 割引を付けたあとにチケットを減らして枚数条件を割った場合、購入確定時にもう一度チェック され、足りなければエラーになります。

エラーメッセージ

お客様側に表示されるエラーは主に以下のパターンです。

メッセージ 原因 対応
割引コードが正しくありません コードが存在しない/誤入力 コードを確認してください
クーポンの有効期間外です(日時付き) 開始前 or 終了後 管理側で期間を調整
この割引コードは「〇〇」には利用できません その券種が適用券種に入っていない 管理側で該当券種にチェックを入れる
割引「〇〇」は同一券種◯枚単位で適用します… 割引が付いていない同一券種が1セット分に足りない お客様に枚数を追加してもらう、または適用枚数を見直す

電話受付(管理側で代理入力)の場合

管理者がお客様の代わりに注文を作成する 電話受付画面 では、コード入力欄の代わりに 割引のプルダウン が表示されます。公演に登録された割引が 割引名(期間) 形式で一覧に出るので、直接選択できます(コードを口頭で伝える必要はありません)。適用中の割引はプルダウンに選択済みで表示され、「割引なし」に戻すと解除 できます。

よくある質問

Q: 1つのコードを複数のお客様が使えますか?
A: 使えます。コードは使い切りではなく、期間内であれば何人でも利用できます。使い切りにしたい場合は、販売枚数で管理するか、期間を短く区切って運用してください。

Q: 券種ごとに異なる割引額にできますか?
A: できます。割引は 券種ごとに割引後価格を個別に入力 する仕組みなので、「S席は1000円引き、A席は500円引き」のような設定が可能です。

Q: 特定の券種だけ割引したいです。
A: 新規登録時に その券種だけチェック してください。チェックしなかった券種は割引の対象外になり、適用しようとするとエラーになります。

Q: 「枚数指定なし」と「2枚指定」はどう違いますか?
A: 指定なしは チケット1枚ずつ 割引を付け外しできます。2枚指定は 2枚をひとまとまり として扱うので、適用・解除・削除がすべて2枚単位になります。S席が4枚あれば2枚ずつ2組に適用できます。

Q: 登録済みの割引の枚数条件を変えたいです。
A: 一覧の「適用枚数」欄から直接変更できます。すでに適用済みの割引でも変更できますが、すでに適用されたチケットの価格はさかのぼって変わりません

Q: 使用中の割引を変更しても大丈夫ですか?
A: 変更はできます(確認ダイアログが出ます)。ただし すでに適用済みのチケットの価格はさかのぼって変わりません。割引名は購入済みの注文表示にも反映されるので、名前を大きく変える場合は 新しい割引を別のコードで作成 して古い方を無効にする運用をおすすめします。

Q: 途中で割引を止めたいです。
A: 有効スイッチをOFF にしてください。すでにその割引で予約済みのチケットは影響を受けず、以降の新規入力だけが無効になります。

Q: 割引を使って買ったお客様を一覧で確認できますか?
A: 割引ごとに紐づくチケット(予約)を管理画面から確認できます。使われていない割引はそのまま削除できますが、予約が付いているものは削除不可です(無効化で運用してください)。